事実
私の友人で宗教に対し深い信仰心を抱く友人がいます。
私と彼との付き合いはかれこれ15年になりますが、その間ずっと彼からは軽く勧誘を受けています。
私は宗教に入信する事をことごとく断り続けていますが、それでも勧誘を続ける彼を嫌いにはなりません。
彼の宗教に対する姿勢や、彼自身の存在が好きなので、宗教勧誘がしつこい事が彼を嫌う理由には私の中ではならないのです。
私は決して宗教に関し否定もしません。
理由は
宗教を否定する事実を証明出来ないからです。
よく、神を信じる信じないの論議はされますが、その論議自体がそもそも意味を成さず、正直どちらでも良いのです。
重要な事は、その人にとってプラスになるのか?
マイナスになるのか?
詰まるところで言えば、そこが最も重要な事なのです。
実態の無いものを否定する事実を証明する事は容易ではありません。
むしろ不可能に近いようにも感じられます。
目先の事実。
宗教をしつこく勧誘された事実だけを見ていれば私は彼との仲を、とっくの昔に切っていたと思います。
しかし、見るべき事実はもっと他のところに有り、どんな事でも目先の事実だけに捕らわれていては見える事実も見えて来ない事もまた事実です。
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